2009年7月1日水曜日

♪ オーケストラ ♪

オーケストラはギリシャ劇においては舞台と観客席の間をいい、コーラスと器楽奏者のための席をさしました。

今日的な意味での『オーケストラ』は17世紀以降のヨーロッパで発生し、発展しました。
『オーケストラ』とは、器楽合奏の大規模な形態を意味し、弦楽器、木管楽器、金管楽器、打楽器の組み合わせからなります。
(数や組み合わせは時代により変化してきました)
後期ロマン派の時代には、規模が100人を超えるまでになりましたが、その後はむしろ小さくなりました。
現在では、その規模よりも多様性に特徴が見られるようです。

ちなみに、シェーンベルク作曲『グレの歌』(1911年)は、オーケストラ143人、5人の独唱、3組の男声4部合唱、混声8部合唱を用いる、最大規模の編成だそうです。

おしまいに、新聞記事の中で見つけたオーケストラのお話を。
『・・・忍耐、自尊心、自己表現力、協調性、コミュニケーション力を養う共同体であり、
それは社会の縮図でもある・・・』
(4月の朝日新聞より)

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